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視聴率低めの『おちょやん』、でも「新喜劇テイスト」が本当に素晴らしいんです…!

笑えて、泣ける
堀井 憲一郎 プロフィール

そのままの記憶だけで書くが、当時の吉本新喜劇の座長格には花紀京と岡八郎がいた。

だいたいどちらかが主演というのがふつうだった。二人とも出ない回もあったから、座長はほかにもいたのだとおもう。

また逆にこの二人が共演することがあって、それが大当たりの回だった。あまり見られなかったから二人が一緒の回があるととても興奮した。いまでもよく覚えている。たぶん見られたのは四、五回くらいで、二人のやりとりのギャグはしっかり覚えて、学校で繰り返し話していた。

吉本新喜劇は毎週かならず見るお楽しみの番組であった。

逆に言えば人生でもっとも懸命に毎週見逃すまいとして吉本新喜劇を見ていたのも、この時期だけである。

 

祖父と見ていた「松竹新喜劇」

同じ時期に「松竹新喜劇」もときどき見ていた。

これはなぜか祖父母と一緒にテレビで見ていた覚えがある。

毎週ではなかった。

松竹新喜劇の公演は、歌舞伎芝居と同じく月替わりのようだったので、たぶん月に1回くらいの中継だったのだろう。

祖父母は楽しみにしているようで、一緒に見ていた。

ただ、小学生高学年の男子にとっては、吉本のギャグ連発の喜劇のほうが楽しかった。

ちょっと情愛もからんでくる松竹の喜劇はあまり好みではなく、大人が吉本より松竹を勧めてくるところもあって、おもしろいとはおもうが、でも吉本を見てるほうがいいな、とおもって眺めていた。

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