日本と韓国、何がダメなのか? 「関係悪化」を大国に利用されている

まんまと挑発に乗せられ…
半田 滋 プロフィール

冷戦が終わると、米国は海外基地を整理・縮小したが、ロシアによるウクライナ内戦への介入やクリミア半島併合があり、欧州の駐留は継続。東アジアでは、北朝鮮が核・ミサイル開発を進め、また中国が急速に台頭したことにより、在韓米軍、在日米軍の存在意義が薄れることはなかった。

米軍基地は地域経済に貢献する一方で、米政府は基地が所在する各国政府に対し、駐留経費の負担を求めている。

米国防総省が2004年に発表した駐留経費の統計によると、日本の負担額は44億1100万ドルでトップ。駐留経費の実に74.5%を負担している。次いでドイツが15億6400万ドル(32.6%)、韓国が8億4300万ドル(40%)と続く。

日本はドイツ、韓国と比べても、気前よく駐留経費を支払う「スポンサー国」となっていることがわかる。

 

米国が各国政府と結んだ地位協定をみると、ドイツ、イタリアの米軍基地に当該国の主権が及ぶのに対し、日本の米軍基地は日本側が立ち入れない不可侵領域となり、米兵には日本の法律も及ばない。米軍にとって日本は天国のような国なのだ。