『逃げるは恥だが役に立つ』公式サイトより

『逃げ恥SP』『教場2』…「新春スペシャルドラマ」何がどうスゴかったか

実力派の脚本家と演出家が競い合った!

新年とは言いながら、新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの人が「おめでとう!」という気分になれなかった今年の正月。外出自粛ということもあり、連続ドラマの「一挙放送」とスペシャルドラマに明け暮れた日々だった。

まずは、『アンナチュラル』(TBS系)、『逃げるは恥だが役に立つ』(同)、『MIU404』(同)の全話放送という大盤振る舞いを堪能した。いわば"野木亜紀子祭り"である。

野木は現在、脚本家の名前で視聴者を集めることが出来るという意味ではナンバーワンだ。現実社会の「苦み」を入れ込みながら、しっかりエンタメとして仕立て上げるその手腕にあらためて感心した。

 

次に『24 JAPAN』(テレビ朝日系)の前半戦を再確認する。しかし、本家アメリカ版を忘れるよう努めながら見たものの、やはりなぜこのリメイクだったのかが不明で、残り12本(12時間分)の健闘を祈るばかりだった。

さらに『孤独のグルメ』(テレビ東京系)も楽しんだ。見逃した回だけと思っていたのに、松重豊演じる井之頭五郎の「心のツイッター」的モノローグを味わっていたら、結局全部見てしまった。

そして、これらの「一挙放送」に続いて向き合ったのが、怒涛のスペシャルドラマだ。そこには実力派の脚本家と演出家が競い合った力作が並んでいた。