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# アメリカ

トランプの「奥の手」、じつはアメリカを「軍政国家」にしようとしていた…!

日本も他人事では済まない

底なしのクレージーさ

トランプの底なしの、クレージーな本性が明らかになった。

選挙で負けた。負けるはずではなかったのに、と思った。これはきっと、選挙に不正があったのではないか。そう思うのは、まあいい。選挙に不正があったから、選挙が無効であると認めてほしい。そう各州の裁判所や最高裁に訴えた。それも、まあいい。訴えるのは権利だ。平和的で、法に従う手段である。

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でも裁判所に、不正の証拠を示せない。片端から訴えが斥けられ、敗訴していく。ここで引き下がれば、ノーマルの範囲だった。

だが、トランプは違った。議会で各州の選挙人の投票結果を確認し、誰が大統領に当選したかを決める手続きがある1月6日だ。ここで、バイデン候補の当選を、ひっくり返せばいいのではないか。ペンス副大統領は、それをやれ。上院議長としての権限があるだろう。

1月6日は、選挙結果を確認するだけの、形式的な手続きの場である。憲法をまったく無視した要求だ。でも、そんなことは気にしない。ペンス副大統領がやる気がないなら、群衆をけしかけて議会に押しかけ、決定をくつがえさせてやる。そこで議会とタイミングを合わせて、トランプ派の集会を開いた。そして群衆を煽動した。

この時点でもう、クレージーである。憲法に忠実でないし、憲法を護ってもいない。大統領として不適格である。政治責任がある。群衆が議会に乱入し、死者も出た。刑事責任もある

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