前代未聞の議事堂乱入事件…アメリカの権威が地に落ちた瞬間を見たか

笑いが止まらないのは「あの国」
歳川 隆雄 プロフィール

「米国の分断」

一夜明けた7日の米メディアは保守系FOXテレビやウォール・ストリート・ジャーナル紙を含めデモ隊の暴徒化はトランプ大統領の扇動によるものと論評した。とは言え、依然としてトランプ氏には熱狂的な支持層があり、暴力や破壊行為に関わった者は別にして、極寒のなか数千人の支持者がホワイトハウス前に集まったことは改めて米大統領選で7400万人もの票も集め、来年11月の中間選挙へ向けて同氏の影響力を見せつけた事実は無視できない。

もちろん、共和党支持者の中で“トランプ離れ”が強まるが、「米国の分断」もさらに加速化するのは免れない。

 

今回のワシントン大惨事に笑いが止まらないのは中国の習近平国家主席とロシアのウラジーミル・プーチン大統領である。北京の人民大会堂とモスクワのクレムリン宮では「こんな事は絶対に起こり得ない」と断じたはずだ。