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トランプが残りわずかの任期中に「自己恩赦」を真剣検討中

はたしてそんなことが可能なのか

バイデン政権下で訴追される可能性

トランプ大統領が自身の恩赦を真剣に検討している模様だ。

ニューヨークタイムズの報道によれば、大統領は最近、自己恩赦による自身への法的あるいは政治的影響について側近らに意見を求めている。トランプ大統領が何らかの件で側近らに意見を訊ね回るときには、だいたいそれを実行に移すことが多いという。

"Trump Is Said to Have Discussed Pardoning Himself" (NYT, Jan. 7, 2021)

https://www.nytimes.com/2021/01/07/us/politics/trump-self-pardon.html

トランプ大統領が過去の税金問題や性的不適切行為など、脛に傷を持っていることは改めて断るまでもない。

が、それに加えて、今月、ジョージア州の州務長官に大統領選の選挙結果を覆すよう圧力をかけた録音が暴露された。また、今週、政治集会で多数の支持者らに向かって連邦議事堂まで行進するよう促し、暴徒化した支持者らが議事堂に乱入する等の行為に及び、トランプ氏が大統領職を去った後にバイデン次期政権下の司法省から訴追される可能性が高まっている。

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米国時間の今週水曜日、多数の暴徒が連邦議事堂に乱入して議事妨害や破壊行為などに及んだ際、トランプ大統領の側近たちはこれを強く非難する声明を出すよう求めたが、その助言に大統領は従わなかった。そればかりか、その光景を大統領は楽しんでいるように見えた。

 

このときホワイトハウスの法律顧問はトランプ大統領に、大統領が支持者らに連邦議事堂まで行進して「戦え」と促したことで、(後々)法的責任に直面するかもしれないと警告を発したという。