3年以上にわたるアプリ婚活に終止符が!

「彼も楽しかったようで、それから毎日のように一緒にお散歩するようになったんです。マウンテンバイクを借りてサイクリングしたこともありました。なんせ別荘が近いし、お互い他に会う人もいませんしね」

森の中をのんびりお散歩したり、自転車で走ったり……レストランでのかしこまったデートなんかよりよっぽど会話が弾むのも肯ける。

また、東京を離れ豊かな自然の中に身を置いたことで、綾乃も彼もシンプルな心で向き合うことができたのではないだろうか。二人の関係は急速に縮まったという。

「それからしばらくして……両親がいったん東京に戻ったから遊びに来なよ、と彼の別荘に誘われました」

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綾乃はここぞとばかりに気合を入れ、得意料理のスペアリブやカルボナーラなど男性の好きそうなメニューを作ってあげた。そしてその夜、ついに彼から「付き合って欲しい」と告白されたらしい。

「正直、東京で出会っていたら他の女の子たちに負けていたと思います」

照れながら謙遜する綾乃。しかしその口元には喜びが滲んでいる。

「コロナ禍が長期化したこと、会社がリモートワークになったこと、お互い軽井沢に別荘があったこと……いろんな偶然が私と彼を結び付けてくれました」

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現在は二人とも東京に戻っているそうだが順調に交際を続けており、すでに結婚の話も出ているという。

新型コロナウィルスの感染拡大により、2020年はまさに失われた1年となった。

しかしそんな中でもマッチングアプリで超優良株を引き当てた綾乃は、いろんな意味で「持っている」女だと実感させられた。

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