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カリスマ直伝…マイナンバーカードを「おトクに使う6つの方法」&「危ない3つの落とし穴」

黒田 尚子 プロフィール

医療費の支払い負担の軽減

これら6つのメリットのうち、(1)は、持ち歩くカードが1枚減るし、健康保険証を忘れたから病院に行けない!などということがなくなって、たしかに便利ではある。

また些細なことだが、筆者の加入する国民健康保険から毎年送られてくる健康保険証は、非常にぺらぺらで頼りなく、使う前には、いつもラミネート加工をしていた。この面倒と手間が省けるのはありがたい。

一方で、重要なカードだけに、紛失リスクを考えると、携帯するなら、従来の健康保険証の方が安心かなとも思う。

また、(2)と(5)は消費者よりも、医療機関や保険者などのメリットだろう。

そこで、FPとして注目しているメリットは(3)(4)(6)の3つである。

 

まず(3)の限度額適用認定証(以下、認定証)が不要になる点を詳しくみてみよう。

認定証とは、一カ月ごとの医療費の支払い負担が軽減される証明書である。事前に保険者(協会けんぽ、健保組合、自治体等)に申請して、医療機関等の窓口に提示するだけで、高額療養費の限度額に応じた分だけの支払いで済む。

これを提示しない場合、いったん自己負担分の立て替え払いをせねばならず、患者負担が過大になるということで、2007年4月に導入された事前申請のしくみだ。

従来は、入院のみだったが、2012年4月からがん外来でも使えるようになり、抗がん剤治療など高額な通院治療を継続的に受けるがん患者さんはかなり助かっている

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