緊急事態の日本でこれから「コロナ差別死」が起きるという恐怖

厳しすぎる行動監視の末路
阿部 恭子 プロフィール

翌日、実家の車で観光地周辺をドライブすることを楽しみにしていたが、突然、義母に反対され、薄暗い家に1日中引きこもって過ごすことになってしまった。

「貴重な休みを家族とゆったり過ごしたかったのに……、夫の両親は近所の人の噂話ばかりしていて、全く話が合いませんでした」

杉本さんは耐えられず、すぐ東京に戻りたいと夫を説得したが聞き入れてもらえず、翌朝、ひとりで子どもを連れて東京に戻った。

「非常識な嫁だ!」と夫の親族は、杉本さんに腹を立てているという。

杉本さんは、夫の優柔不断な態度が許せなくなり離婚を決意した。

〔PHOTO〕iStock
 

退屈な家族行事から解放された人も

家族が集う年末年始、今年はコロナの影響で憂鬱な家族行事から解放されたという人もいる。

「親戚が集まると、子どもの自慢大会になるんです。うちの子どもは受験に失敗してしまって、正直、集まりが流れて安心しました」

沢田悦子さん(仮名・50代)は、子どもが成長するにつれて親戚付き合いが億劫になっているという。

「コロナを機に、親族間の余計な行事もなくなればよいのですが……」

密かにそう考える人も多いかもしれないが、自分から「止めましょう」とはなかなか言い出しにくいのが現実のようだ。

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