2021.02.04
# Facebook

Facebookサービス開始から今日で17年…大きな功績と新しい社会問題

サイエンス365days

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

わずか17年で世界を変えてしまった画期的サービス

2004年の今日(2月4日)、世界最大のSNSサービス「Facebook」がサービスを開始しました。

今や30億人以上のユーザーを抱える巨大SNSを創り上げたのは、当時19歳だったハーバード大学の学生マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg、1984-)です。彼は学友のためにインターネット上で交流できるサイトを開発し、その利用枠をまずはアイビーリーグ(アメリカ東海岸を代表する8つの私立大学)の学生に、次に全米の学生へ……と徐々に拡大していき、ついには全世界の人々が利用できるようになりました。

Facebookは世界の人々が簡単にコミュニケーションできるようにしたという大きな功績の一方、新たな問題の現場ともなっています。

たとえば冒頭で紹介した膨大なユーザー数のうち5%以上が「フェイクアカウント」であり、AI(人工知能)によって合成された偽の顔写真を使って実在の人間のふりをし、「フェイクニュース」を拡散しているとも言われています。

イギリスのEU離脱(ブレグジット)やアメリカ大統領選挙などの国論を二分する問題に際し、大量のフェイクアカウントが偽情報を拡散し、少なからぬ人々の行動に影響を及ぼしました。

Facebook社はこれらの取り締まりのため、大量のフェイクアカウントを定期的に削除し、悪評の払拭に努めています。しかしFacebookに限らず、SNSに存在するフェイクニュースを完全に排除することはできません。一人一人が不確実な情報を安易に拡散することなく、落ち着いて情報を吟味することがますます重要になっています。

Photo by Getty Images

関連記事