間違いなく三浦春馬の「代表作」

映画の中の春馬くんは、役を演じているのではなく、「五代友厚」という人間そのものにしか見えない
まちがいなく、この役は、三浦春馬の代表作と言えると思う。

時代劇の主演は初めてだというが、所作、面構え、立ち回り、どれをとっても往年の時代劇スターのような風格をそなえている。
特に、殺陣の素晴らしさには、誰もが目を見張るだろう。
鍛え上げられた身体、スピードとキレ、型の美しさ……心底ほれぼれしてしまう。

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撮影が行われた松竹京都撮影所は、「時代劇の聖地」ともいわれる歴史と格式を持つ撮影所。
そのプライドを持つ目の肥えたスタッフたちも、春馬くんの力量と魅力には舌を巻いたという。
「これから日本の時代劇を引っ張っていくのは彼だ」と、現場では、みんなが期待を寄せていたそうだ。
春馬くん自身も「いつか大河の主演をつとめたい」という夢を語り、以前からプライベートで殺陣を習っていたという。

『天外者』の公開後は、春馬くんにはおそらく時代劇のオファーが殺到したのではないだろうか。
大河の主演も、そう遠くない日に、実現していたのではないかと思える。

国際映画祭にもよく招待されていた三浦さん。時代劇でも花開いていたはずだ Photo by Getty Images