コロナで揺れた2020年を今改めて振り返ると、嗅覚や味覚、熱っぽさ、だるさなど、今まで以上に自分の身体のコンディションとしっかり向き合うなど、健康について考えさせられることが多かったのではないでしょうか?

まだまだ感染拡大が広がり続ける今、手洗いうがいやマスクの徹底、密を避けるといった感染予防もしつつ、同時に体の内側から健康を作っていくことも大切です。

『なんとなく不調をととのえるスープ』より/世界文化社

そこで今回、2019年11月に発売されて以来多くの読者からの支持を集め、昨年6刷重版にまで至った人気レシピ本『なんとなく不調をととのえるスープ』の中から3日連続で、この年末年始のごちそうで負担のかかった胃にもやさしい、ホッとできる味わいのスープレシピをご紹介。

第1回目にお届けするのは、「乾燥を防いで体を内側からうるおしてくれるスープレシピ」

コロナだけでなくインフルエンザにも気をつけたい今、体を冷やさないようにと暖房器具を使用して過ごしている人も多いはず。乾燥から体調を崩してしまうことがないように、こちらのスープレシピをご自宅で再現して、からだの内側からうるおいを補給していきましょう。

鈴木 愛
1980年生まれ・東京都出身。映画やCMなどの衣装の仕事を経て食の世界へ。都内自然食レストランや、和食店で調理を学ぶ。2010年から安曇野に移住し、ホリスティックリトリート穂高養生園に勤務。自然に根ざした野菜の調理法を学び、季節をベースとした食と体の結びつきを深く意識する。食によって日々を心地よく過ごしてほしいという願いを込めて「冬草」の名で活動をはじめる。不定期で東京・表参道のサロン「omotesando atelier」にて「ととのえる食事会」を開催。要予約。
冬草 https://www.facebook.com/fuyukusa.gohanya/

体を整えることが、
その人らしい豊かな暮らしにつながる

長野県にあるホリスティックリトリート「穂高養生園」で料理人を務める著者の鈴木愛さんに、体を整えることの大切さについて伺ったところ、このようなお話がありました。

「からだが整うということは、心に余白ができるということだと思います。
からだが思うように動かないと、気持ちも落ち込んだり、ささいなことで不安になったり。不調を抱えているとき、心はどうしてもそれに意識が向いてしまって、他のことを考えたり感じたりする余裕がなくなってしまいます。

そしてからだが整うと、自然と、心もおだやかに前向きになります。
からだや心を整えるということは、おいしい野菜を作るための土づくりをすることと似ています。ひとりひとりがその人らしく豊かに生きること、につながると思います」

年末年始のバタバタに続き、クリスマスやお正月のご馳走などで、体も胃も疲れてしまっている人も多いはず。今年1年を健康に過ごすためにも、スープを五感で深く味わいながら存分に癒されてみてはいかがでしょうか?