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経営コンサルタントがYouTuberになってわかった「動画制作・配信」のコツ

コロナ禍の影響で「動画視聴」の時間が伸びている。ライムライト・ネットワークス・ジャパンの調査によると、日本では1週間にオンラインビデオを見ている時間が7.2時間。昨年の4.8時間から大幅の伸びを見せた。

一方、芸能人・一般人を問わず、YouTubeなどで動画を制作、配信する人も増えている。いくら動画視聴時間が増えても有限であることには変わりない。この「動画戦国時代」にどうやってチャンネル登録者数・視聴回数を伸ばせばいいのか。

経営コンサルタントで、『ネットショップ運営 攻略大全』などの著書もある竹内謙礼氏は、この一年半の間YouTubeの動画チャンネルを運営してきた。自らYouTubeをやってみて、少しずつ見えてきた動画制作・配信のコツとはーー。

1年半の試行錯誤から見つけたコツ

YouTubeの動画チャンネルの登録者数を増やすことが難しくなっている。コロナ禍で動画を観る人が増えたものの、ソーシャルディスタンスで動画を通じて情報を発信する人が増えたことが、競争過多な状況を生み出しているようである。また、芸能人がYouTubeチャンネルを立ち上げて話題になっていることも、個人、法人問わず、動画を自らアップする人達が増えている要因になっていると思われる。

私自身も経営コンサルタントとして、2019年に動画チャンネル「竹内謙礼のビジネスゼミ」を立ち上げた。しかし、1年半かけて集めた登録者数は750人あまり(2020年12月31日時点)。半年から1年かけてチャンネル登録者数が5000人集まれば優秀と言われている業界において、明らかに落ちこぼれの動画チャンネルの部類に入ってしまう。

しかし、試行錯誤を繰り返し、ようやく2020年10月頃に動画配信の“コツ”を掴めることができるようになった。現在の登録者数の約4割は10月から12月の3ヶ月間で集めたものであり、このペースでいけば、1年後には2000人ぐらいの登録者数は見込めそうである。


拡大画像表示筆者提供:動画チャンネルの登録者の推移

まだまだ下っ端のビジネス系のYouTuberではあるが、私がこの1年半で失敗した要因を振り返りながら、いかにしてレッドオーシャンのYouTubeの中で、視聴者数を増やしていけばいいのか、考察していきたいと思う。

 

動画チャンネルを軌道に乗せるのに時間がかかってしまったのは、私自身に「動画を作らなくてはいけない」という使命感が足りなかったことが要因といえる。動画制作はネタ作り、撮影会場のセッティング、編集、確認作業等、思いのほか手間と時間がかかる。原稿を執筆したり、SNSで情報発信したりするよりも2~3倍の労力がかかるため、他のネットコンテンツよりも、気軽に制作することができない。

私も最初の頃は動画作りが楽しくて、高いモチベーションを維持することができていた。しかし、次第に制作するための労力に辟易するようになり、途中で動画作りを止めてしまった経緯があった。収入にも直結しないので手応えも感じられず、動画を5~6本アップしたところで飽きてしまい、その後、半年以上も動画チャンネルを放置することになってしまった。