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最近よく見かける「日帰り手術」は安全なのか? 3つの手術を同時に受けてわかったこと

メリットとデメリットは何か

ネット広告の拡大もあり、医療の分野も「医療サービス」として他のサービスと同様にその内容や料金を比較して消費者が選ぶ時代になった。

手術による治療を必要とする疾病の場合、一般には手術前後の入院がつきものであり、所要日数や料金が気になるところだが、最近では「日帰り手術」の広告も目立つ。とくに開業医の広告が多い。

入院が不要となれば、仕事など日常生活への影響も軽微だし、入院費用もかからないから、魅力的だが、消費者として気になるのはそれらに加えて安全性だ。

筆者自身、昨年、耳鼻科の外科手術を日帰りで受けたので、その経験を踏まえて消費者の疑問に答えたい。

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どんな手術が日帰りで可能?

日帰り手術は1990年頃から白内障の手術ではじまり、その後、そけいヘルニアや、痔の治療においても可能となっていった。

また、近年目につくのは耳鼻咽喉科での日帰り手術だ。花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎改善のための下鼻甲介(鼻のなかの一番大きいひだ)手術、鼻づまりや鼻水の原因となることが多い慢性副鼻腔炎(旧称・蓄膿症)手術、鼻中隔弯曲症(鼻詰まり等の原因となる鼻の中央の骨の弯曲)手術、声帯ポリープ手術などで日帰り手術が可能となっている。日帰りに加えて一泊入院での治療もよく見かける。

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