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紅白歌合戦とガキ使、結局どっちを見るか問題…15年間にわたる「大晦日の裏番戦争」

両立派もいるよね?

紅白とガキ使との頻繁な行き来は、もはや大晦日の定番?

毎年12月31日は18時ごろからカウントダウン直前までテレビのリモコンをほぼ握りっぱなし……なんて御仁も多いのではなかろうか? 筆者はすでに10年以上欠かさず、そういう大晦日の夜を過ごしている。むろん、NHKの『紅白歌合戦』(以下、「紅白」)と、日本テレビ系の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで 大晦日年越しSP!!』(以下、「ガキ使」)とを頻繁かつ忙(せわし)しなく“行き来”するからだ。

まず、事前に紅白のタイムテーブルをネットなりスポーツ新聞なりでチェックして、興味のない歌手のときはガキ使にチャンネルを合わせ、ガキ使メンバーがぐだぐだで間延びしているときは、また紅白に戻る……。延々その繰り返し。一応、“保険”としてガキ使は録画もしておく。だから、リアルタイムの視聴比率は「紅白7:ガキ使3」といったところか? そして、テレビの前で年を越す人たちにとってこの数字は、わりと最大公約数、スタンダードに該当するのかも……と、筆者は勝手に思っている。

ガキ使の「大晦日年越しSP!!」は2006年にスタート photo by gettyimages
 

これまでもたくさんあった紅白の生ハプニング

言わずもがな、年に一度、世代やジャンルを超えた大物歌手、アーティストらが無秩序に勢揃いして披露する渾身のパフォーマンスを生放送する紅白の、もう一つの見どころは“ハプニング”である。

入念な打ち合わせに、噂によると「3日間にわたって行われる」というリハーサル……どんなに万全の下準備を重ねても、ステージに立つのは生身の人間──ミスも犯せば、予定にはなかったフライングをしでかしてしまうことだってあるわけで、そんな突発的な“粗相”は、やはり“ナマ”で観るにかぎる。その詳細をネットニュースなどで知らされたあとで、“想定外の珍事件”をなぞるのもつまらない。明らかに動揺する司会進行陣に戸惑う共演アーティストの面々を眼前にしながらリアルに伝わってくる、あの共感性羞恥にも近いハラハラ感がたまらないのだ。