本田圭佑が主導する「サッカーデータ革命」と、育成年代に現れた意外な「影響」

パフォーマンスデータ化の重要性

「データ」がパフォーマンスを左右する時代に

データ活用の重要度が増すスポーツ界。その成否が、成績に直結することは広く知られるようになった。近年、ラグビー日本代表が躍進したその陰には、データの徹底活用があったのは有名な話だ。

そんなスポーツ界の中でも、特にデータ活用が進んでいるのがサッカー界ではないだろうか。欧州各国のトップカテゴリーでは、どのチームでも選手たちのパフォーマンスが計測され、取得したデータはチームの強化に活かされている。また“走行距離”や“スプリント数”などの詳細なパフォーマンスデータが、試合の中継や配信に活用されるのは、サッカー界ではもはや当たり前のこととなっている。

このようなパフォーマンスデータを計測するプロダクトは、世界中にいくつも存在しているが、いま日本のスポーツ指導者から熱い視線を集めているプロダクトがある。サッカー元日本代表・本田圭佑選手がオーナーを務めるSOLTILO Knows社の「Knows」だ。

 

Knowsでは、心拍数のほか、選手たちの位置情報をもとに、走行距離/スプリント/最高速度などのデータを取得・計測している。またそれらのデータを組み合わせ、乳酸の発生量や、カロリー消費量などもリアルタイムで確認することができる。

本田圭佑選手が、このようなパフォーマンス計測サービスを提供することにしたきっかけは、彼が初めて欧州への移籍を果たした2008年にまで遡る。Jリーグ・名古屋グランパスからオランダ・VVVフェンロに移籍すると、そこで初めて、データ計測や分析が日常的に行われている様子を目の当たりにした。さらにその後、ロシアやイタリアとヨーロッパの様々なクラブを渡り歩いたが、在籍したどのチームでも当たり前のようにデータ計測が行なわれていた。特にイタリアのメガクラブであるACミランでは、下部組織にもデータ分析の専門家が帯同するほどの徹底ぶりだったそうだ。

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