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「Go To」で大失敗の菅首相、いよいよ政権運営が狂い出している

ちぐはぐな安全保障政策からも一目瞭然

政権運営のふらつきぶりが露呈…

内閣支持率が急落し、慌てて「Go To」を一時停止した菅義偉首相。政権運営のふらつきぶりは安全保障面で如実に現れている。

後任の首相に対し、「イージス・アショア代替策」「敵基地攻撃能力の保有」の検討を言明した安倍談話について、菅氏は「安倍政権の継承」を明言しながら「この談話は閣議決定を得ていない。原則として効力が後の内閣に及ぶものではない」と述べて、手のひらを返したのは11月4日の衆院予算委員会だった。

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ところが、12月18日にはイージス・システム搭載艦2隻の建造と敵基地攻撃に活用できるスタンド・オフ・ミサイルの開発を閣議決定した。つまり、自身の国会答弁とは裏腹に安倍談話は「効力が後の内閣に及ぶもの」だったことを証明してみせたのである。

ただし、この閣議決定には敵基地攻撃という言葉は出てこない。「抑止力の強化について、引き続き政府において検討を行う」との一言を入れて結論を先送りしている。

「結論の先送り」にしては、同月21日に閣議決定した2021年度防衛費の政府原案に敵基地攻撃に使える武器類をずらりと並べたのはどういうわけだろうか。

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