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15周年『アイドルマスター』の総合Pが語る「愛され続ける」理由

坂上Pの趣味嗜好、そして頭の中…
マネー現代編集部 プロフィール

アイドルとプロデューサーを繋ぐ「ハブ」として

――コロナ禍の2020年は思い通りにいかないことも多かったと思います。2021年はどのように「アイマス」を舵取りしていこうと考えていますか。

坂上P:人が一ヵ所に集まる音楽ライブの開催などは難しくなっていますが、映像配信など今後もプロデューサーさん達が「手軽に」楽しめるコンテンツを提供していきたいです。

『アイドルマスター ポップリンクス(ポプマス)』のプレー画像

1月にリリースされた『アイドルマスター ポップリンクス(ポプマス)』は、オリジナルユニット育成&ライブパズルゲームになっています。アプリゲームってやり込み要素が多く、夜、学校や仕事終わりに遊んでいるプロデューサーさんが多い。そこで本来我々が目指していた「時間がない人でも手軽に遊べる」という原点に戻って考えたのが「ポプマス」です。

このゲームでは、5ブランドのアイドルが合同で登場しています。15年間で5ブランド総勢300人以上のアイドルが誕生し、それぞれのアイドルに担当(プロデューサー)が付いてくれているわけですが、なかなか全てのアイドルを平等に扱うことが難しい部分もあります。

また『アイドルマスター シャイニーカラーズ』はプレーしているが、初期の『アイドルマスター シンデレラガールズ』はよく分からない、なんていうプロデューサーさんも少なくありません。

『ポップリンクス』では、その点を少しでも解消できたらという思いがあります。まだ全員が出ているわけではないですが、アイドルも随時増やしていきたいですね。今後発売予定の家庭用向けゲーム最新作『アイドルマスター スターリットシーズン(スタマス)』も4ブランドのアイドルたちが、垣根を超えてグループを組む物語になっており、ぜひ注目してもらいたいです。

私も総合Pとして、アイドルたちと”プロデューサー“の隙間、ブランド間の隙間を埋めるハブのような存在になれればいいなと考えています。

 

――最後に、アイマスが誕生して15年、まだまだやり足りないことはありますか。

坂上P:毎日楽しいことばかりで、本当に飽きません。学校の先生の気持ちに近いのかもしれませんね。新ブランドを立ち上げる度に、新入生が入ってきて、毎年のようにトラブルが出てくるという感じかな(笑)。世話のかかる子ほどかわいいもんです。

でも、新たな挑戦もどんどんできるので、やりがいは強く感じています。プロデュースという仕事には「ここで終わり」という明確なゴールはありませんから。

©窪岡俊之 ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

(取材・文/今川芳郎、写真/三浦一喜)

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