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15周年『アイドルマスター』の総合Pが語る「愛され続ける」理由

坂上Pの趣味嗜好、そして頭の中…
マネー現代編集部 プロフィール

実は生徒会長だった坂上P

――坂上さん自身は、どんな青春を過ごしていたのですか。

坂上P:ごく普通の公立校で、映画ばっかり観に行く日々でした。だから、アニメや漫画で描かれるような青春は送っていません(笑)。

高校2年の時には、紆余曲折を経て、生徒会長に立候補することになりまして。すると、思いがけず当選してしまった。

生徒会長になってからは大変でしたよ。学校の運営を生徒に一任している学校で、学園祭を仕切ったり、部活の予算を決めたり、野球部のボールを新調するかどうかまで生徒会で決めていましたから、仕事が山ほどありました。

――まるでプロデューサーですね。現在は、総合プロデューサーとして「アイマス」シリーズ全体を統括されているわけですが、もともと素質があったのかもしれませんね。

坂上P:う〜ん、素質があったかどうか微妙ですが、活きている部分はあると思います。生徒会にとって、一年で最も頭を悩ませるイベントが「学園祭」なんですよ。学園祭の準備期間なんて、人生で一番頭を使ったんじゃないかな。

例えば、各クラスで出し物が違いますから、必要となる机の数が違うわけですよ。当然、学校内の机を移動させなきゃいけないのですが、毎年のように廊下で渋滞を起こしてしまう。どこからどこに机を移動させたら効率よく運べるか、徹夜で考えて経路図を完成させたのは懐かしい思い出です。

総合プロデューサーは、プロジェクトを方向付けたり、全体の進行を管理する立場にあるのですが、どこまでは出来て、どこからは不可能かっていう塩梅が重要じゃないですか。生徒会長の仕事を通して、「ここまでは頑張って知恵を振り絞ればなんとかなる」ということを、身をもって知れたのは大きかったと思います。

坂上陽三氏

――プロデューサーさん達の間では、“ヘンタイ”や“変態紳士”と呼ばれているそうですね。

坂上P:もともとはゲーム内のユニークなアイドル衣装として幼稚園児のコスチュームを提案したところ、上手く意図が伝わらず、誤認されてしまったのがきっかけだったと覚えています。ドリフが好きだったので、ドリフに登場する園児のイメージのつもりだったんですけどね。いくら説明しても、後の祭りです(笑)。

でも、親しみを込めて呼んでもらっていると思うようにしています。「よっ、成田屋!」という歌舞伎の掛け声みたいな。少なくとも、僕はそう捉えてます(笑)。

 
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