Photo by iStock

6歳から塾選び、小学生で“飛び級”…激化する「中学受験」競争のリアル

低年齢での競争激化が止まらない…!

高まる「完全中高一貫校」の人気

今年もいよいよ、中学入試の時期が近づいてきた。ここ数年、出願者数が増加傾向をたどっている中学入試。「コロナの影響で出願者が減少するのでは」との声も聞かれていたのだが、それほどの減り幅はなさそうだ。

その要因の一つは都立中高一貫校の動向だ。これまで、高校でも生徒を募集していた武蔵・富士・両国・大泉の4校が2022年度までに高校募集を停止することを発表。

私立でも、本郷や豊島岡などの上位校が高校から新しい生徒を募集しない「完全中高一貫化」を公表しているため、高校受験で上位校の門戸が狭まるという危機感が保護者の間にあるからだ。その結果、高校受験するはずだった生徒の一部が、中学受験へ流れているのではないかと考えられる。

Photo by iStock
 

微増を続ける中学受験志望者数。今年に限っては、その背景に新型コロナがあると思われる。緊急事態宣言が出され、休校となった時の公立小学校は家庭に学習を丸投げした。そんな公立の対応に不安を感じた保護者が増え、対応が手厚い私立中学の受験を考え始めたのではとの見方も出ている。

実際に中学受験塾大手の早稲田アカデミー関係者は

「今年は6月までは低迷気味だったのですが、今はむしろ、例年以上の問い合わせがきている。説明会は満杯状態です」

と話した。

通塾を始める年齢は下がり続ける

そのようなコロナの影響もさることながら、近年の中学受験界隈には大きな動きがあった。それは、中学受験塾に通い始めるタイミングの低年齢化だ。これまでも通塾開始時期の前倒しがじわりと進んできており、最近では小学校低学年から通い始めるのが主流になりつつある。中学受験競争は激化する一方だ。

編集部からのお知らせ!

関連記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/