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想像以上に搾取される保育士たち…良い保育園と悪い保育園の「決定的な差」

データから見えてくる「重要ポイント」

「いったい、私たちの給与はどのくらい搾取されているのか」

新型コロナウイルス感染症が流行してから、保育士たちの疑念が強まった。緊急事態宣言が発令された2020年の春、内閣府が特例措置で認可保育園などに対して運営費の満額支給を行った時に、全国各地で運営事業者が人件費を搾取したことが判明した。

コロナの影響があっても人件費が満額出たにもかかわらず、事業者は保育士を休ませ、満額補償すべき休業補償をあえてカットしたことが分かったのだ。それに気づいた保育士が声をあげ、国の求めに応じて自治体が厳しく監査を行う事態となった。

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コロナ禍のなかでの事業者からの搾取により保育士が辞めていくケースが目立った。離職が相次げば、保育の質の維持・向上にも限界がくる。

コロナの第三波の最中、子どもを預ける保護者も、就職活動をする保育士にとっても思うように園見学ができずにいるのではないだろうか。

そこで、今後の入園申請や就職活動をするうえで、誰でも見ることができる公のデータから保育園の運営をどうチェックするか解説する。