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「勝負の3週間」敗北の今、菅首相がコロナ対策でやるべき「たった一つのこと」

「日本モデル」を再構築せよ

新型コロナ感染拡大の「第三波」が、12月に入って再加速している。11月半ばをピークにして加速度は鈍化し、11月末から横ばいが続いていたのを見て、「ピークアウト」すると考えた方は、裏切られた。

私自身、「勝負の三週間」の展開に期待する気持ちもあったが、12月第2週に拡大の兆候が見られた時期に、東京で夜半に師走の多くの人出があるのも観察して、再拡大は確実かな、との印象を書いた(参照「勝負の3週間の後も抑制管理は続く」)。

新型コロナの感染拡大は、物理学の法則のようなものにしたがって動いているのではなく、人間的な事情によって動いている。そのことを再認識した12月であった。

となると感染拡大は、今後も数週間は続くだろう。死者数は、20日ほどの時間差を置いて新規陽性者数の増減を後追いする遅行指標となっている。1日あたりの死者数も、やがてさらに増加していくことが推察される。

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すでに相当に医療機関が疲弊していると報道されている。果たしてまだ終わりが見えない「第三波」を、日本の医療機関は乗り越えられるだろうか。

次の一手を考えなければならない正念場が訪れている。