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ダマされるな! アメリカで激増する「ペット詐欺」の深刻な実態

日本では大丈夫なのか?

2020年、コロナ禍になり、私たちの生活が一変しました。

会いたい人に会えない、大勢の人と食事を取ることもできない……そんな環境で生きていると、人は温もりがほしいと思い、日本だけではなく米国でもペットブームが起きています。そして、コロナ禍で自宅自粛が求められ、ネット利用も増えました。

仕事柄、動物を好きになってくれる人が増えることは、嬉しいことです。しかし、世の中では、多額のお金などが動き出すと詐欺も出てきます。いま米国で「ペット詐欺」が増えているのです。

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米国の「ペット詐欺」の実態

CNNはペット詐欺を以下のように報じています。

新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)が始まってから、米国内でペットの購入に絡む詐欺が横行している。消費者団体に入る苦情の件数は2倍以上に増えたという。
ニューヨーク州に住むキャロリン・バーグさん(62)はインターネット上で見つけたブリーダーから2匹の猫を買うことになり、10月に2500ドル(約26万円)を送金した。だが猫は今もいない。
外出制限中の寂しさに耐えかねて、どうしても猫が飼いたかったという。前に飼っていたヒマラヤンが18歳で大往生を遂げた後、夫と話し合ってサイベリアン2匹を引き取ることにした。
送金後におかしいと思って調べてみると、フェイスブック上に同じブリーダーにだまされたという被害者のグループがあった。
バーグさんは消費者保護を目的とする米NPO「商事改善協会(BBB)」に被害を報告した。
BBBによると、ペット詐欺は3年前から増加傾向にあったが、今年は特に激増した。被害総額は過去12カ月間で300万ドル(約3.1億円)と、3年前の6倍に達していると推定される。
 

米国は、国土も広いのでネットで子犬を購入することが、一般的なのでしょう。

詐欺は通常、お金を一度払ってしまうと、返金されることがほとんどありません。この米国で横行している「ペット詐欺」は、ネット詐欺の典型的な手口のひとつです。