photo by gettyimages

2021年、「株価3万円」に到達した日本株市場で「勝ち残れる企業」の実名

今週の「AI株価予報」で読む

1月のころを思い出すと…

いよいよ今年の日本株市場も、30日の東証大納会まで8営業日となった。言うまでもなく、今年の株式市場は、世界的に新型コロナに翻弄される年となった。

発生源とされる中国・武漢のロックダウンが実施されたのは1月23日。だいぶ昔のことのように感じられるが、そこから世界の市場は大揺れに揺れた。

武漢ロックダウン時と12月の写真/photo by gettyimages
 

「2月上旬までは楽観ムードもあり、米ダウは2月12日に2万9551ドルの史上最高値をつけましたが、そこから2008年の金融危機以来の急落が始まります。WHOがコロナをパンデミックであると表明したのが3月11日、13日に日経平均はマイナス6%急落しました。

そして3月19日には1万6552円まで下落、現在今年の底はこの日の終値ですが、この時点では『まだまだ見えない底まで落ち込んでいく可能性が高い』と見る投資家も多かった」(経済アナリスト)

その後、日銀が異例の勢いで日本株の「爆買い」を決行、なんとか底が抜ける事態を防いだ。それどころか、年末に向け株価は続伸し、2万6000円台に到達した。実に29年ぶりの大台である。

前出・アナリストは言う。

「アベノミクス相場でも、日経平均は2万4000円台が上値抵抗ゾーンとされ、なかなかその天井を突き破ることはありませんでした。

ですが、コロナショックを『買い時』と判断した個人投資家の増加、オンリーワン技術を持つ日本企業が多いハイテク・半導体株の世界的な人気、そしてFRB(連邦準備理事会)の右に倣えで続けている異次元の金融緩和などにより、かつてない勢いでV字回復が起こったと言えます」