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全米は4位…山あり谷ありのシーズンを送った渋野日向子に立ちはだかる「韓国トップ勢」

韓国トップ3とどう戦っていくか

14日まで行われた全米女子オープン、日米ツアー通算5勝の渋野日向子は、最終日トップに立ったものの、結果は4位だった。

昨年の全英OP優勝で一躍シンデレラガールとなった渋野だが、今シーズンは、3大会予選落ちを経験するなど、調整に苦しむ時期も多くあった。だが、渋野の今季最終戦となった大一番で、世界のトップと渡り合える実力を、再び証明する形となった。

「防寒対策」も今回の課題のひとつに挙げられた/photo by gettyimages
 

それでも、渋野はあの全英以来のメジャー勝利を達成できず、シーズン未勝利に終わったことへの悔しさを隠せなかった。昨年の全英について、「多分、優勝したのは偶然だったんだなって。結局、勝たないと何も証明できない」と発言した。

だが、無論この発言は、世界トップのハードルの高さを、丸1年間肌で感じてきた渋野だからこその言葉。今回の全米4位で世界ランキングは11位、7位の畑岡奈紗に続いて日本人2位だ。

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来年6月28日時点での世界ランキングは、東京五輪ゴルフ種目の代表選考に影響する。「あまり五輪は気にしていない」と語る渋野だが、目下のところ打破すべき相手は、世界ランクトップ3を占める韓国勢だろう。

世界ランク1位のコ・ジンヨン、件の全米で優勝した2位のキム・セヨン、3位のパク・インビと、実力者が名を連ねる。

「悔しいけど、これが今の実力と思って受け止めるしかない」とも語った渋野。思い通りの結果が出ない時期もあったシーズンだったが、明らかに調子は上向いている。19年よりも多くのことを経験した20シーズンを乗り越え、21年は韓国「トップ3」にぶつかっていく。