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菅総理は「空気が読めない」「能力に疑問」「闇内閣だ」…海外メディアからの“痛烈バッシング”が始まった!

飯塚 真紀子 プロフィール

日本人の「幻滅」

英紙ガーディアンも、菅氏は安倍前首相のスポークスマンを務めていた8年間は1日2回メディアに対応していたにもかかわらず、今では新型コロナウイルスの対応状況を国民に向けて毎日発信しなくなったこと、また、12月4日にようやく首相就任後初の記者会見を開いた遅さを問題視している。

つまり両紙とも、コミュニケーション不足により、菅首相は国民との繋がりが欠如してしまっているとみているのだ。

GoToキャンペーン自体も、ガーディガンは「世界でも、もっとも高齢化社会の一つである国は新型コロナの影響は比較的軽く済んでいるものの、菅氏がコロナ危機下、旅行をしてお金を使うよう人々に促したことは今では不適当にみえる」と疑問視し、新型コロナウイルスの第3波のために、菅首相は、通常、国の指導者が就任直後享受するハネムーン期間を享受していないという見方をしている。

「菅氏のハネムーン期間は新型コロナウイルスのため、ほとんど始まらなかった。首相に就任して2ヶ月、彼は、感染拡大と有権者の間で生じている幻滅と闘っている」(ガーディアン)
「菅氏は9月に首相になったが、新型コロナ感染の再拡大といつまで現職を維持できるかという疑問が提起され始め、国民のフラストレーションが高まる中、あまりハネムーン期間をエンジョイしなかった」(US News and World Report誌)

 

有権者の幻滅は、菅首相の支持率低下という形で明らかに現れている。支持率は首相に就任当初は60%を超えていたものの、最新の朝日新聞の調査では39%と3ヶ月で21ポイントも下落した。

欧米メディアは政治家としての情熱という点でも、菅氏を評価していない。この点で、菅氏と比較されたのがドイツのメルケル首相だ。