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がん専門医が試行錯誤して到達した、がんにならない食べ方

今までのダイエットはどれも間違い
2人に1人ががんになる時代、がんの三大原因は「食生活」「タバコ」「感染」だ。がん専門医である南雲吉則氏によれば、米国で行われた疫学調査でも、がんの原因は食生活が35%、喫煙が30%、感染症が10%となり、この3つの原因を克服できれば、がんの4分の3がなくなる計算だという。タバコは禁煙すればいい。では、がんにならないための食生活をどうすればいいのか? 医療機関をたよる前に、日常の不摂生を今すぐやめることだと唱える著書『60歳を超えても40代に見える生き方 老化に勝ち続ける私の毎日』 (講談社+α新書)から、南雲氏が1日1食を実践するに至った理由をご紹介しよう。

メタボにならなければ「がん」にもなりにくく

がんにならないためには、メタボにならなければいいのです。「メタボリックシンドロームの三高」を知っていますか? 「高血糖」「高脂血症」「高血圧」です。このうちの2つに「ウエストが太い」が加わるとメタボリックシンドロームと診断されます。

健康診断でメタボと診断されると、慌てて病院に駆け込み、医師の勧めるままに薬を飲む人がいますが、薬はただ単に検査値を正常化するだけで、原因を改善してくれません。

高血圧には降圧剤が処方されますが、そもそも高血圧とは動脈硬化で脳や腎臓に血が流れにくくなったのを、血圧を上げることによって補っている状態です。タバコや糖質の摂り過ぎなど、動脈硬化の原因を正さずに、ただ降圧剤で血圧を下げてしまったら、大切な臓器に血が流れなくなってしまうのです。

高脂血症と診断されると、コレステロール降下剤を処方されます。でもコレステロールは細胞の膜を作っている大切な栄養素です。タバコや暴飲暴食やストレスで細胞が傷ついたとき、肝臓がコレステロールを増やし末梢に供給してくれているのです。細胞が傷ついた原因を正さずに、ただ薬でコレステロール値を下げてしまったら、体が修復されなくなってしまいます。

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高血糖と診断されると、入院して食事指導を受けます。すると出てくるのは白米山盛り、6割が糖質の糖尿病食です。管理栄養士からは「明日からインスリン治療なので、これを食べないと低血糖で目がつぶれますよ」と脅されます。でも元々その糖質を食べなければ、インスリン治療は要らないのです。原因を正さないで、薬で検査値を正常化しても病気は治らないのです。

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