予期せぬ妊娠が「ゆりな」を変えていく!?

「女らしくて控えめな君が好き」
憧れている年上の彼からそう言われたら、あなたはどうするだろうか。

現在「Kiss」のデジタル妹誌「ハツキス」に連載中の丘邑やち代さんのマンガ『ふたりぐらし』。20日には、最新刊2巻の単行本も発売になった。

『ふたりぐらし』というマンガには、生きることにとても不器用な「ゆりな」と「ふみ」というふたりの女性が登場する。

男性から求められると拒むことができず、誰とでも寝てしまうゆりな。複数の男性と関係を持ち、会社でも上司からセクハラも受けやすい。でも、自分から誘惑することはなく、拒否しない匂いを嗅ぎつけて男性たちが集まってきてしまうのだ。当然、女性たちからはめっぽう嫌われ、職場も転々としてしまう。

そして、予期せぬ妊娠……。
しかも、ぶっちゃけ誰の子かわからない……

また、第2話で露呈したのが、子どもを産みたいのか、それとも中絶するのか、ゆりなは自分で決めることができないということだーー。

なぜ、そんなにもゆりなは人に依存してしまうのか? 「自分」をなくしてしまったのか、その原因のパーツが4話で少し見え始める。

(c)丘邑やち代 講談社『ふたりぐらし』(第4話より)

妊娠を告げて露呈した不倫男の身勝手さ

産むべきか中絶すべきか結論が出ない中、助けがほしくてゆりなは、自分を賢くて素敵な女性だと唯一褒めてくれた年上の不倫相手に、妊娠したことを告白をする。ところが、いつも優しい彼の態度は一変するのだ。そして、彼女にこういうのだ。

(C)丘邑やち代/講談社『ふたりぐらし』(第4話)

「控えめな君が、好きだったのになぁ」

求めるときはさんざ甘い言葉を使い、妊娠を告げた途端、手放す男……。結局、男はゆりなの本質をみることなく、自分の都合のいい部分だけを見ていたのだ。こんな男であることを見抜けなかったゆりなが悪いのか、もともと不倫なんかしたから、という言葉で片付けられないほど、こいいう話はそこら中に転がっているのではないか。

頼りたいと思っていた男性に突き放され、ますます落ち込むゆりな。果たして彼女は今後どんな決断を下すのだろうか。また、そんなゆりなと暮らすふみにも封印してい過去の問題がよみがえってくる。

不器用な二人がこれからどう生きていくのか。ゆりなは突き放されて当然の女だと言えるだろうか。