# 統計学

難しくても、文系人間でも…「統計学」を学んだほうがトクする理由

「偉い人の思いつき」に振り回されないために

「薬Aより薬Bのほうが効く!」「AよりもBの新聞に掲載したほうが広告効果が高い!」といったように、プレゼンやコンペ、企画会議、予算の折衝に至るまで、ビジネスにおいて“統計学”が役立つシーンは多いもの。

また、「内閣支持率が〇%に急落している」といったニュースや、「結婚できない男性の〇%は〇〇だ」といったネット記事を目にしたとき、「そうなのか」と鵜呑みにしないデータリテラシーを身につけるためにも統計学を学ぶことが有効だと話すのは、『データ分析の先生!文系の私に超わかりやすく統計学を教えてください!』(かんき出版)の著者である高橋信氏です。

ビジネスの武器になり、怪しいデータに騙されない目を養う、大人のための“役立つ統計学”について聞きました。

統計学は意思決定に役立つ

突然ではあるが、想像してほしい。もし、どこかの国の教育担当大臣が、「学力を向上させるには子どもに本を毎日読ませるべきだ!」と力説していたらと。

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妥当な主張だと思った人もいる一方で、胡散臭さを覚えた人も少なくないであろう。なぜなら、「本を毎日読ませる→学力が上がる」という主張はまるっきり大臣の思いつきであり、裏付けが全くないのだから。

いまの「本を毎日読ませる→学力が上がる」のように、「(具体的にどのあたりがそうなのかは判然としないものの一応は)偉い」とされている人の根拠なき思いつきが最終的な意思決定とされてしまう場面は、政治であれ企業であれ、残念ながら少なくない。

時間や金や労力を浪費するだけの未来が強く予見できる、そういう愚かな決め方はもう止めにしようではないか。そんなときに有用なのが、統計学という学問である。

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