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TBS蓮見アナ、「男性の育休」を取って痛感した「妻の尋常じゃない苦労」

頭ではわかっていたけれど

男性の育休取得率が約6%(平成30年度)と低迷するなか、社会全体で男性の育休取得率を向上させようという動きが進んでいる。政府は2020年度から子どもが生まれた男性の公務員を対象に1カ月以上の育休を取得させている。

その一方で、男性の育休の実態はあまり知られていない。女性の産後に男性が休みを取って一体何をするのか、具体的にイメージできないという人も少なくないだろう。育休を取ったものの、家事や育児の参加率が低い夫に対して妻が不満を覚えるケースも報じられ、「とるだけ育休」という言葉も生まれている。

また、育休の期間についてもたびたび議論がわき起こっている。今年1月、小泉進次郎環境大臣が第1子誕生に伴って3カ月間で計14日間の「育児休業取得」を宣言した際、小泉氏に賛同する人が大多数を占める一方で、「2週間では短い」「まとめて休みを取らなければ育休とは呼べない」と否定的な意見も目立った。

コロナ禍でリモートワークが増えるなか、育休取得を考えている男性も増えているだろう。だが、やみくもに取得率を上げようとするよりも、まず知るべきはその実態ではないだろうか。そこで、第3子の誕生に伴って育休を取得したTBSの蓮見孝之(はすみ・のりゆき)アナウンサー(39歳)に話を聞いた。

蓮見アナ
 

前例のないアナウンサーの育休。不安だった

―― 蓮見さんはフリーアナウンサーの妻と小4、小1、1歳の3人の男の子との5人暮らし。2019年4 月13日〜5月3日までの丸3週間、第3子の誕生に伴って育休を取得されました。育休を取った経緯を教えてください。

蓮見孝之アナウンサー(以下、蓮見) 育休を取った理由はいくつかありますが、一番大きかったのは、産後まもない妻の替わりに育児や家事に専念しようと思ったこと。妻の両親は東北在住。私の両親は埼玉県に住んでいますが、三男が生まれるのとほぼ同時期に私の弟夫婦にも子どもが生まれる予定だったので、双方の実家を頼るのは難しいと考えました。また、次男は遠方の幼稚園に通っており、毎日妻が車で送り迎えしていました。