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「母親に婚活を邪魔された」…結婚できない30代女性の悲惨すぎる現実

「三高」を求める時代錯誤な価値観
結婚せずに人生を終わる人が増えてきている。50歳の時点で一度も結婚したことのない人の割合は、男性が26.0%、女性が17.4%になるという(2020年の見込み値)。それぞれ背景にある事情は異なるが、近年では「親が原因で結婚できない子ども」も増えている。現代のリアルな婚活事情を解説した新刊『「婚活」受難時代』から、親が結婚を「邪魔」している事例を紹介したい。
 

子どもの結婚を「妨害」する親

子どもが三十路、四十路になると、親もそれなりに歳をとる。60代、70代になれば、体力も落ちて、生活に不安が生じてくるものだ。

子どもが同居している場合には、知らず知らずのうちに頼ってしまっている。買い物に付き合ってもらい、荷物を運んでもらったりしているだろう。

新しいものへの対応力も落ちている。最近の家電は高機能になり、手に負えなくなっている。設定はすべて“子どもにお任せ”というケースも多いだろう。だが、そうしているうちに、徐々に依存が深まり、子どものいない生活が想像できなくなってしまう。

「子どもがいることでバランスがとれている夫婦関係も多いので、子どもがいなくなったときのことを考えるのが怖くなるのでしょう。そんな状況では子どもの結婚など真剣に考えられません」(ベスカ神戸・福山昭二さん/以下、福山さん)

しかし、子どもにはそんな本音は間違っても言えない。だから口では、「早く結婚しなさい」と言う。しかし、本気で結婚してほしいと思っているわけではないということもありえるわけだ。

「ポーズで親御さんが結婚相談所を利用することもありますね。これだけあなたの結婚のことを一生懸命考えているのだから、一緒に考えて、と結婚相談所に連れてくるのです」(福山さん)