ネットだと誰もがおしゃべりになるからこそ

昔、テレビを前に身内でヤイヤイ言って済ませていたことも、今では出演している芸能人に直接メッセージを送れる時代になった。そして誹謗中傷に対して芸能人が意見をいうと「スルーできないあなたが悪い」「有名税だから仕方がない」などという声も出てくる。でも、そんな押し付け的な意識が今まで誹謗中傷を黙認させてきたのだと感じている。

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現実世界の日本(都心では特に)では、見知らぬ人に話しかけることはあまりない反面、ネットになると驚くほどみんなお喋りで、たくさんの人とコミュケーションを交わしている。

他者を尊重したり、正しいコミュニケーションから関係性を築くことの重要性がすっぽり抜け落ちたまま気軽にテクノロジーを操れる時代になってしまった。

あまりにも簡単に、指先ひとつで誰もが誰かの思考や日常に繋がりやすい世界になったことが、認知の歪みを生み出し、人間同士の距離感の消失を作り出しているような気がする。ネットで言葉を交わすことは簡単だが、私たちは本当の意味で繋がっていると言えるのだろうか?

5月、何気なく投稿したこのツイートが16万いいねされた。海外では当たり前のようなやりとりだが、日本でも現実世界でこんなふうに気軽でポジティブなコミュニケーションを望む人が実は多いのかもしれない。

5月にtwitterにアップしバズった書き込み。本来はここに書いた足り取りのようにSNSも楽しみたいのだ。