毎年、TIME誌が選ぶ「今年最も影響力のあった100人」。その中でBTSが「2020エンターテイナー・オブ・ザ・イヤー」に選出され、同誌の2020年最終号のインサイドカバーを飾った。

BTS7人が登場するインサイドカバー〔PHOTO〕TIME誌の公式Twitterより

しかしそのこと以上に注目を集めているのが、同じ雑誌内に、12月30日に25歳になるBTSのメンバー、Vの誕生日を祝うための広告(1ページ)がファンによって出稿されたことだ。

80日で集まった資金は1億円以上

広告を出したのは、中国のVのファンサイト「CHINA Baidu Vbar」。実はこのファンサイトは資金力と企画の規模の大きさで有名で、Vを祝うために資金をつのったところ、わずか80日で12億ウォン(約1億1400万円)以上も集めたというから驚きだ。

このお金を使って先の広告を出稿したわけだが、彼らがVのために予定している誕生日企画はまだまだある。ソウルの地下鉄全路線7,039箇所のスクリーンに広告設置、ドラッグストアやコンビニ、書店など計6,272店舗に電光掲示板型広告の設置、ラッピングバス13台によるバースデーパレード、そしてVの本名「キム・テヒョン」の名を冠した「テヒョン希望小学校」の設立……。最後の小学校の設立については、募金額の一部を中国の貧困地域や農村地域の教育環境改善を行う公益事業に寄付したことで企画が実現したようだが、もうお祝いというか、「事業」である。

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K-POPアイドルの誕生日を祝うためにファンが出す広告は「センイル広告」と呼ばれ、それ自体は決して珍しいものではない。地下鉄駅構内での広告設置やバスのラッピング、屋外ビジョン広告などもよく見られるものだが、BTSファンによるセンイル広告、中でも「CHINA Baidu Vbar」のものは規模が桁違いである。

同ファンサイトのお祝いの規模は年々大きくなっており、今年は募金額も昨年の倍以上だったようだ。コロナ禍でもこの盛大さ。来年はいったいどんなことになってしまうのだろうか。