イージス・システム搭載艦の原型となるイージス護衛艦「まや」型=海上自衛隊のホームページより

菅政権の「ヤバすぎる決断」、またアメリカに大金を支払うことに…

イージス・アショア代替策の末路

日本は「カネの成る木」…

政府は配備を断念した地対空迎撃システム「イージス・アショア」の代替策として、「イージス・システム搭載艦」2隻の建造を18日に閣議決定する。

価格の高騰に加え、地上配備の利点を強調しながら洋上配備とする矛盾は隠しようがなく、菅義偉政権の安全保障政策への信頼は根底から揺らぐことになる。

建造費は、イージス・アショアより高い4800億円から5000億円。防衛省は追加される別料金もあるうえ、細部を詰める過程で変更もあり得るとしており、価格は青天井となりかねない。

その多くが米政府に支払われるため、大統領が「バイ・アメリカン(米国製品を買え」と迫ったトランプ氏からバイデン氏に代わっても、日本は米国にとって「カネの成る木」であり続ける。

イージス・システム搭載艦の原型となるイージス護衛艦「まや」型=海上自衛隊のホームページより
 

建造費が高騰する最大の理由は、地上配備を想定して設計された日本版イージス・アショアの大型レーダー「SPY7」を艦艇に搭載することにより、最新のイージス護衛艦「まや」型の船体を数メートル延長する必要があるためだ。

推進性能、船体構造、重量重心などの見直しにかかる経費が建造費に上乗せされる。