〔PHOTO〕gettyimages

全国民が注目「眞子さま結婚問題」、一時金「1億5千万円」は高すぎるのか

批判噴出しているが…

全国民が注目する結婚問題

「結婚を認める」とした秋篠宮親王の誕生日会見以来、眞子内親王と小室圭氏の周辺が一気にかまびすしくなっている。なぜこれほどに二人の問題は関心を呼ぶのだろうか。

戦後、家制度が否定され、結婚は両性の合意のみで成立するようになったものの、今でも結婚式場では「○○家 ××家 披露宴」となる等、結婚が個人だけではなく、「家同士」のものであると強調される場面も多い。

戦後の民法改正に尽力した法学者・我妻榮が嘆いた状況は、それから4分の3世紀、75年が経過しようとする今もそれほど変わらない。

加えて、男性については「いくら稼ぐか」もしくは「どれほど資産を持っているか」が価値基準だという点だ。いわゆる「玉の輿」婚より「逆玉」の方が批判は大きい。

22歳で一度も働くことなく結婚し、婚姻後に(たぶん皇族費を使って)大学院に進学した紀子妃は批判されないが、同じ学生でも小室氏は婚姻するには不適格者であるかのような烙印を押される。

社会が変化したといっても男女の役割や結婚に対してのイメージはあまり変わっていないことを、眞子さまの結婚、特にその金銭的側面は投射してみせるのである。

PHOTO=JMPA
 

もちろん小室圭氏への国民の厳しい目は、婚約内定記者会見後に発覚した借金問題等もあるだろう。

それについては別途論じるとして、ここでは、女性皇族が皇室を離れるときに支払われる一時金に対し、「高すぎる」「支払い目的とは違い、小室氏の借金返済に充てられるのではないか?」といった批判や「一時金は辞退すべき」との声も上がることについて考えてみたい。

そもそも、この一時金とはどういう位置づけなのか。その批判は妥当なのだろうか。