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松坂桃李さん「電撃婚」が教えてくれた「尊い」という未知の感覚

推し続けた先にあったもの

12月10日、俳優の松坂桃李さんと女優の戸田恵梨香さんが電撃婚を発表しました。事前スクープも噂も一切なしの結婚報道は、多くの人に衝撃を与え、今なお業界からも祝福の声が上がっています……と、冷静な書き出しをしたものの、突然ですが私は、松坂桃李さんの個人的なファンです。

文章やイラスト執筆を生業にしているため、芸能人に会う機会もたまにある私。ネタ打合せの際は、毎回「松坂さんと企画で会えたりしないですかねー」と、知り合いの編集者にさりげなく相談する、姑息なファンの一人でした。

そんな私の状況を知っていた担当編集のSさんは、何を思ったか今回の結婚報道を受け、「コラムで松坂桃李愛を爆発させていいですよ」と、インタビューこそ組んではくれませんが、公式の場で愛を語ることをゆるしてくれました。狂ってやがる……。

とはいえ、私のいわゆるファン歴は、気になりだして追いかけるようになって2年ほど。本格的とは言えません。

しかし、改めて誰かを「推す」ということを体験する中で、振り返るとその人が生み出した作品を楽ませてもらうだけでなく、普段の生活とは違う視点の体験をいくつもさせてもらった気がします。

そんな小さな気づきと、職権乱用しながら祝いたいという気持ちを、まとめました。

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ひねくれ者が、松坂桃李を好きになる

私が彼を好きになったのは、2018年に公開した映画「娼年」を見たときです。

元々映画が好きだったので定期的に彼をスクリーンで観ることはありましたが、それまで私の認識の中では「人気イケメン若手俳優の一人」という印象しかありませんでした。

娼年は記事作成のために、一人で観に行ったと記憶しています。そして観賞後の感想は……「なんじゃこれ!!!」でした。速攻で知り合いに「脱ぎっぷりがすごかった」「体がめちゃくちゃ綺麗だった」「女性ホルモン出る!!!」と、興奮全開で感想を言いまくった記憶があります。

作品の衝撃度合いも去ることながら、1つ気になることがありました。それは「すでに人気者なのに、なぜこんなに攻めた仕事をするんだろう?」という疑問です。

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