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若い女性の「TPO意識」にも影響? 2020年「ファッションマスク」の登場で変わったこと

ハンカチは忘れてもマスクは忘れない

春の第1波、夏の第2波。新型コロナウィルスを抑え込んだかに見えたが、現在の日本には大きな第3波が押し寄せている。

国際比較すれば日本のコロナ対策の成績は悪くない。累積死者数は約3100人で、英国の約6.9万人やフランスの約6.5万人、米国は約32万人と桁が違う。

これはハグの習慣がないことや清潔好きな国民性、アジア人特有の免疫効果など諸説あるものの、「マスクエチケット」ともいえるマスク着用率の高さも一役買っているのではないかと考える。

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振り返ってみると、マスクを手元に暮らし続けて早1年を迎えようとしている。電車に乗っても商業施設に行っても、マスクを着用していない人を見ることのほうが少ない。おそらくハンカチは携帯しなくてもマスクは忘れない。このマスクエチケットの徹底振りは日本という国の特徴をよく表していると思う。

また、マスク需要を逃すことなく波に乗れた企業もある。私の知る限りでは一番の成功企業はイオンリテールではなかろうか。取り組み自体も早かったことが功を奏し、いち早く専門コーナー、ショップ化した機動力は評価できる。

グループ会社の株式会社コックス運営の「マスクドットコム」を始め、イオンリテール内に展開しているマスク専門コーナー「マスクショップ」の事業は100億規模ではないかという話が聞こえてくるほどだ。