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“元祖タワシ”の「亀の子」が、なぜか「カフェ」を始めた意外すぎるワケ

元ギタリスト社長の経営哲学がすごい!

亀の子束子が直営店を移転拡大

2020年11月28日、東京都文京区根津にアンテナショップがリニューアルオープンした。

「亀の子束子 谷中店」だ。

場所は東京メトロ・根津駅から徒歩1~2分の根津2丁目。都心への交通の便がよく、上野からも歩いて行けるような場所にある。長年、地元民に親しまれた元銭湯「宮の湯」がアートも楽しめる空間に生まれ変わり、その一角に店舗が誕生した。

「亀の子束子 谷中店」の店内の様子(編集部撮影)
 

現在はコロナ禍で外出自粛ムードが続くが、「谷根千」(やねせん)の愛称で知られる東京の下町、谷中・根津・千駄木地区は散策場所として人気だ。従来からある店に加えて、近年は気軽に入れそうな飲食店が次々に出店してきた。

以前の「亀の子束子 谷中店」が開業したのは、6年前の2014年11月29日。不忍通りから一歩裏に入った細い道沿いの谷中2丁目にあり、何度か足を運んだことがある。

油断すると通り過ぎてしまうような、わずか4坪の店だったが、亀の子束子西尾商店(社名)にとってターニングポイントとなった店だ。それから6年。今度は一気に広くなった。

なぜ直営店を移転拡大したのか。老舗ブランドの目指す道筋を聞いた。