BTSのSUGA〔PHOTO〕gettyimages

BTS「世界的偉業」に欠かせなかった「プロデュース思考」の正体

SUGAの言葉と意識がもたらしたもの

2020年は全ての人にとって忘れられない年であり、ある人にとっては忘れたい年になった。そしてK-POP業界にとっての2020年は大きな転換点となった。

2020年がK-POP業界の転換点となったのは、他でもない、このコラムでも何度か取り上げているBTSが、「Dynamite」でBillboard HOT100の1位を初めて獲得し(12月現在までに計3回1位を獲得)、「Life Goes On」が韓国語で歌われた曲として同チャート62年の歴史上初めて1位を獲得し、2021年1月31日(日本時間2月1日)に受賞者が発表される第63回グラミー賞の最優秀ポップ・パフォーマンス賞(グループ/デュオ部門)にノミネートされたからだ。

2020年にBTSが成し遂げたことは、この先のK-POP業界で語り継がれる出来事になったのは間違いない。では、2021年以降のK-POP業界はどうなっていくのだろう。

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私はここ数年、K-POP、特にボーイズグループに関連するワードとしてよく挙がる“セルフプロデュース”というワードが、来年以降さらにキーになってくると考えている。

自身のグループはもちろん、他のグループや歌手に楽曲提供を行うプロデュース能力を持ったK-POPアイドルは年々増えてきている。

BIGBANGのG-DRAGON、Block BのZICOのようなキャリアの長いアイドルに加え、SEVENTEENのウジ、PENTAGONのフイ、AB6IXのデフィなど若手の活躍も目立ってきており、グループの差別化という点でも“プロデュース能力”そして“プロデュース思考”を持った人材が求められる傾向が、ますます強まっていくのではないだろうか。