11月10日の「「アトピーだ、文句あっか」河野大臣の発言を8万人以上が支持した理由」と題した記事で、長年アトピー性皮膚炎に悩んでいるライターの若尾淳子さんに、アトピー持ちの本音をぶちまけてもらった

河野大臣が3月26日、twitter にアップしたコメントは、8.4万いいねもの共感を集めた。

とても多くの反響があったこの記事に対し、編集部へのコメントやSNSには、「本当に河野大臣よく言ってくださった」「このライターさんの体験はまさに私」などの声も多数いただいた。

ただ実は、前回記事を作る際に、記事が長くなりすぎてしまうので外した項目があった。それが「アトピーと恋愛」についてである。今回は、アトピー持ちにとって、もっとも悩み多きこのテーマについて、さまざまな人たちの経験を含めて、お伝えしたい。

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アトピーと恋愛のちょっと面倒なお話

前回、「アトピーのQOLは想像以上に低い」と書いたら、びっくりするほど反響があった。きっかけとなった河野大臣の発言に関するものも多かったが、アトピーライフの不便さへの共感のコメントもたくさんいただいた。遠方の知人から突然「記事、読んだ読んだ。実は私(子供)もアトピーでさ……」と、長いメールが送られてきたりもした。

これはきっと、アトピーの人がいつもは心の中にそっとしまっている「しんどい思い」が文字になっているのを目にして、思わず「私もずっとしんどかった!」と声が出てしまったんだと思う。

でも実は、前回の記事では書ききれなかったアトピー持ちのしんどさが他にもどっさりある。それは主に「恋愛」や「身の下」にまつわるあるある話だ。仲のいいアトピー仲間とはさんざん共有しあってきたテーマだけれど、とくに「身の下」話はアトピーでない人の前で語るとドン引きされてしまうので、つい書くのを控えてしまった。

けれども、特に思春期以降の若いアトピー女子には切実な悩みだ。恋愛したい盛りの彼女たちの前に、アトピー肌は大きな壁となって立ちはだかる

『アメトーーク!』で「お肌よわよわ芸人」たちが明るい笑い話として、男性版の赤裸々なあるあるネタを披露していたのに勇気づけられ、今回はそうした彼女たちが普段決して口にしない「身の下話」をご紹介しよう。リアルな体験談だけに、ちょっと切ない気持ちにもなるが、できるだけ明るく、カラッとお伝えしたい。ジメジメしすぎると患部がかゆくなって、掻き壊してしまうといけないから。

※アトピーにはいろいろな症状があります。ご紹介する体験談は、その人それぞれのものなので、すべてのアトピー体質の人に当てはまるものではありません。