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2020年、日本で「陰謀論」にどハマりする人が急増したワケ

Qアノンの話題に乗っかる人が続々と…

日本にも出現した「Qアノン」

新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)によって、アメリカ発の陰謀論である「Qアノン」がイギリスやドイツ、オーストラリアなどの国々にも拡大しており、日本においても米大統領選の騒動をきっかけにその影響力を増しています。

ブルームバーグは最近、日本にQアノンの支部が出現したことについて報じています。

「ソーシャルメディア分析会社グラフィカの調査によると、日本国内のQアノンのコミュニティーは独特の用語や行動様式、インフルエンサーを持ち、国際的に最も発達した支部の1つとなっている。トランプ大統領の側近だったマイケル・フリン元米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を崇拝する動きも目立つという」(日本にも「Qアノン」、独特な信奉者集団は陰謀論の世界的広がり示す/Bloomberg)。

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Qアノンとは、一部のエリートから構成される悪魔を崇拝する小児性愛者の秘密結社が、政治やメディアを支配する「ディープ・ステート(闇の政府)」として君臨し、アメリカ合衆国連邦政府を裏で操っているとの見方を支持する集団です。そしてトランプ米大統領は、そんな連中と日夜戦っているのだといいます。もともとは2017年に政府の内通者を自称する「Q」が匿名掲示板に投稿したことに端を発しています。

大変興味深いことに、これらの荒唐無稽なおとぎ話が、コロナ禍によって世界各国に輸出され、現地の陰謀論と融合して、独自の発展を遂げていることです。

そもそも元祖のQアノン自体が、米ワシントンのピザ店が小児性愛と児童買春の拠点とされ、ヒラリー・クリントンが関与しているという「ピザゲート」疑惑に着想を得た後、宇宙人から反ワクチンに至るまで大小様々な陰謀をパッチワーク的につなぎ合わせ、雪だるま式にその陰謀論を巨大化させていったのです。

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