Photo by iStock
# 自己啓発

ダラダラ・イライラをやめたい人へ…禅僧が実践する「朝の習慣」「夜の習慣」

まずは朝を充実させよう
仕事がリモート中心でダラダラしてしまう、不安や心配が頭から離れない……。新型コロナの影響で、こうした悩みに苛まれる人が急増しているという。そこでおすすめしたいのが生活習慣の改善。新刊『気持ちが折れない禅の習慣』を上梓した、禅僧で庭園デザイナーの枡野俊明さんが実践する「朝の習慣」「夜の習慣」について、くわしく教えていただいた。

朝の過ごし方で一日が決まる

わたしは常々、生活習慣についてこうお話ししています。

「その日がどんな一日になるかは、朝の時間帯をどのようにして過ごすかで決まりますよ」

Photo by iStock

そのことはみなさんも実感されているのではないでしょうか。自宅を出るギリギリまで寝ていて、朝食はとらず、身支度もそこそこに、家を飛び出す。そんな日がどんな一日になるかは、容易に想像がつくところです。

仕事に必要な資料や書類を忘れるかもしれません。もし、朝一番でミーティングがあっても、集中ができませんし、ロクな意見もいえないでしょう。仕事相手との打ち合わせなどにも、余裕をもって臨むことができない……。

まさに、悪いことずくめ。その一日は嘆息で終わります。

「あ~あ、やることなすことうまくいかないなんて、まったく、きょうはなんて一日なんだ。散々じゃないか」

すべての原因は朝にあります。ですから、生活習慣として、まず、つけていただきたいのは、何を措いても「朝を充実させる」ことなのです。

最大のポイントが次のことです。一定の早い時間に起きる(第一か条)。

“ギリギリ組”の人はとくに心してください。いつもより三〇分早く起きるようにしましょう。

次に、身体に新鮮な空気を取り入れる(第二か条)。その段取りは以下の通りです。

布団から出たら、すべての窓を開け放ち、部屋の空気を入れ換えます。就寝中に部屋の空気は澱んでいます。それを一掃する。

 

都会でも朝の空気は澄んでいますから、窓際やベランダで深呼吸をして、新鮮な空気を身体中にめぐらせましょう。

第三か条は、心(頭)も身体もスッキリ目覚めさせる、です。そのためには身体を動かすことです。

いちばんのおすすめは掃除です。長い時間でなくていいのです。一〇分間、どこか一か所を掃除しましょう。掃除は朝の適度な“運動”として最適です。身体を動かすことで、心も身体もスッキリ目覚めることになります。