「11月19日の朝6時ごろ、Aさんの家の前には規制線が張られ、何台もの警察の車両が停まっていました。捜査員の数は何十人という単位です。上空には、警察のものと見られるヘリも飛んでいました」(近隣住民)
ある「珍事件」が注目を集めている。
11月20日、埼玉、茨城の両県警は埼玉県三郷市に住む25歳の男性、A容疑者を三郷市火災予防条例違反の疑いで逮捕した。容疑は「硫黄を45kg所持していた」という聞き慣れないものだ。
全国紙記者が語る。
「確かに硫黄は危険物ですが、爆発物を製造していた形跡もない。普通なら身柄を拘束されるような案件ではありません。にもかかわらず、現場には多数の捜査員が投入され、防煙マスクを着用した特殊部隊の隊員6名も配備されていました」
自宅にいたA容疑者は確保され、埼玉県警の所轄署に移送。以降、勾留されたままになっている(12月8日時点)。前出・住民が語る。