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東京のマンション〈山手線内側〉の価格は「10年後・20年後も下がらない」と言えるワケ

東京という街の魅力

世界最強の都市・東京

東京という街は、海外からの旅行者にとって世界の中でもかなり人気が高いようだ。アメリカの大手旅行雑誌コンデナスト・トラベラーが年1回行っている読者投票「世界で最も魅力的な大都市ランキング」では、東京が2019年まで4年連続で1位を獲得している。2020年は6位だった。ちなみに、アジアでは他に京都(1位)とシンガポール(3位)が入っているだけである。その他はすべてヨーロッパの街だ。

今から30年前の1990年には、こういったランキングに東京は入っていなかったと記憶している。あの時代の海外から見た東京のイメージは「バブルに踊るエクスペンシブ(物価が高い)な国」ではなかろうか。もちろん、コロナ前の2019年のように、東京の街のそこここで海外からのインバウンドを見かけるようなこともなかった。

この30年で、東京は海外から見て「安全で、清潔で、安くて、おいしくて、エキゾチックで、なおかつエキサイティングな街」へと変貌したのだ。

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1990年からの約30年で、東京という街の魅力はそれほどビビッドに深まったのだろうか?

今はコロナで東京の街にはほとんどインバウンドの姿を見かけない。しかし、コロナはそのうち確実に収束する。何年か後にはまた、東京の街にはインバウンドがあふれるようになるだろう。それはコンデナスト・トラベラー誌のランキングを見れば明らかだ。

では、今から30年後の2050年に、東京はどういう街になっているのであろうか。相変わらずインバウンドであふれているのだろうか?

あるいは、2050年の東京の街の様子はどうなっているのだろうか。マンションの価格は今よりも高いのか、安いのか。また、東京23区のどのエリアで不動産の資産価値が高まり、どの区が消滅の危機を迎えているのか。そして東京にはどんな人が住んでいるのか。テレワークの普及は東京の街をどう変えるのか。