貯金1000万円の「使い込み」がバレて家庭崩壊した、38歳主婦の「ヤバすぎる結末」

話がまったく通じない…
後藤 千絵 プロフィール

「離婚するつもりはない」

法律相談に来られた大悟さんに一通りの話を聞いてから、「仮に奥さんが洗脳されていた場合ですが、家族で一丸となって洗脳を解く努力をして、一からやり直すつもりはないのですか?」と質問しました。

大悟さんの返事は「ノー」でした。

「確かに、それも考えました。実際に妻に洗脳について話をしたこともあります。

ただ、どんなに話をしても、妻は「私は洗脳なんてされていない」の一点張りで聞く耳を持たないんです。なんども説得を試みましたが、もう疲れてしまいました…。今はただただ妻の行動が気味が悪くて、もう一言も話をしたくありません。先生、僕の代わりに妻と話をしてくれませんか?

僕はすぐにでも別居の準備をするつもりです。もう一緒に住んで同じ空気を吸うことも耐えられないんです」

Image by iStock
 

大悟さんは離婚についてご依頼をされて帰られました。

その後、恵美さんとお会いして話をすることになりました。待ち合わせのファミレスにやってきた恵美さんは、おとなしそうな感じのごく普通の女性でした。恵美さんのお話はだいたい次のようなものでした。

「夫は私が変な宗教にかぶれていると思っていますよね…。洗脳されていると言われたこともあります。

なんてご説明したらいいのかわかりませんが、私は洗脳なんてされていません。洗脳されている人っていうのは、周りが見えなくなっている人だと思うんですが、私は周りが見えていますし、いたって冷静です。夫は私を悪者にすれば都合がいいので、私を悪く言っているだけなんです」

恵美さんの話はさらに続きます。