46年間「ノグソ」を続けてわかった「うんこの重要性」

自然に還元可能な“正しいノグソ”とは?
飯田 一史 プロフィール

正しいノグソ講座――キノコ、コケ編&仕上げの水編

伊沢 私は拭くときにキノコも使っています。胞子を飛ばした後のノウタケの柄(え)の部分です。

湯澤 すごい。かたちも使いやすそう(笑)。

伊沢 乾いているとかたいカイガラタケも、傘の表面にビロード状の毛が密生していて、湿るとやわらかくなる。食べられもしないきのこがおしりを拭くのにはむしろ使えたりする。それから女性はコケを持っていくといい。ちょっと湿り気のあるコケは柔らかくて非常に吸水力があって、女性が小を足したあと使えます。

湯澤 このハイゴケはスポンジみたいな感触ですね。緑色をしているということは、乾燥しても生きているんですか?

伊沢 コケは乾燥しても仮死状態になるだけなんですね。水分を含むとすぐまた光合成が始まる。以前コケの顕微鏡写真を撮ったときに、何度やってもプレパラートの中に気泡が入るんです。なんでだろうと思ったんですが、光合成を始めてしまい酸素を出しているからですね。

コケは非常に吸水力が高い
 

――おしりの話に戻りますが、葉っぱで拭いたあと仕上げに水で洗うんですよね?

伊沢 ええ、以前はブランデーのペットボトルに水を入れて使っていましたが、水がドボドボ出てしまうので、今は細長い口の付いたうがい薬用の空容器を使っています。これなら30~50ccで仕上げ洗いができます。

まず指を濡らし、それで肛門をぬぐえば少量の水で十分きれいになります。ただ、乾いた指で拭いてしまうとウンコがこびりついてなかなか取れないので注意してください(笑)。

関連記事

おすすめの記事