女子ゴルフ界で、今年最後の「大一番」が幕を開ける。
全米女子オープンがいよいよ12月10からスタートするのだが、今年は日本勢への期待感がぱんぱんに膨れ上がってきた。
なにせ、今年の全米女子には日本女子ゴルフ勢がじつに18人も参戦予定。中でも、今年の日本ツアーで大活躍した「黄金世代」と「プラチナ世代」から多くが参戦するため、期待感が高まっているのだ。
まず「黄金世代」で注目されるのは原英莉花だ。
原といえば、今年の日本ツアーで『日本女子オープンゴルフ選手権』に続いて『JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』を制してメジャー二連勝を飾るなど、まさにいま絶好調のプレーヤーの一人だ。
そんな原とともに、コロナで今年の全英女子オープン出場できなかったが、今回の全米に出場が叶ったのが小祝さくらである。
小祝もまた「黄金世代」の代表選手の一人で、今年は『ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント』で優勝。『ニトリレディスゴルフトーナメント』『日本女子オープンゴルフ選手権』で2位に入るなど安定した好プレーを見せており、全米の地でどのような実力を見せてくれるのか期待が高まる。