パンダと飼育員さんの絆に感動…ツイッターで「神ショット」が生まれる理由

水曜日のお嬢様(5)

ちょっと短めのおみ足にまるいボディ。唯一無二のフォルムを持つ、神戸王子動物園のメスのジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」。そのかわいい姿と優雅な所作から、親しみを込めて、“神戸のお嬢様”とも呼ばれています。

愛くるしいタンタンですが、実は現在25歳。人間で言うと70歳代という高齢パンダ。そして今年、中国への返還が決まっています。神戸で最後の時間を過ごす、お嬢様の様子を、動物園の休園日である水曜日にお届けします。

竹を見る目がキラキラ
 

室内展示にざわついた週末

先週の土曜日のこと。晴天なのに終日屋内展示となって、ファンのみんなをざわつかせたお嬢様。みんな一瞬、帰国のことが頭をよぎったんですね。帰国前には検疫のため、1か月ほど室内で過ごす予定になっているのです。

実は室内が好きだというタンタン

飼育員の梅元良次さんにうかがうと「検疫や体調の問題ではないので、安心してください」とのことで、ひと安心。この日は研究の一環で、タンタンのエサの消化速度を測っていたのだそう。フンをした時間や状態をキチンと見るために、屋内展示となったのです。

終日屋内展示を告げる投稿 神戸市立王子動物園公式ツイッターより

「週末は予約した人しかタンタンに会えません。屋外だと通路の後ろから眺めることもできますが、屋内はそれができない。なので、来園予定の方に早めにお知らせしようと思って、早めにツイッターにアップしたんです」と梅元さん。

月に一度のペースで行っている研究。たとえ土日にかかったとしても、観覧を優先して予定をずらすことはありません。あくまでもタンタンファーストなのです。