*「贅沢な」お寿司、食べたいですよね…(画像はイメージです)/Photo by iStock
# 飲食

とろける、絶品、コクうま…、340語から選んだ旬の「おいしいワード」ランキング

データで判明!「食べたい」と感じる言葉

お家時間を楽しむためのお取り寄せやウーバーイーツ、そして最近ではGOTOイートなど、ネットでメニューを選ぶことが増えた今年。写真に添えられた紹介文や、口コミをチェックする際、果たして人はどんな言葉を「おいしそう」と感じ、財布を開いているのだろうか。

そんな、食表現のトレンドキャッチに17年も取り組んでいる調査がある。マーケティング・リサーチを行う株式会社B・M・FT(代表取締役・小塚真澄)が実施する「おいしいを感じる言葉」だ。

同調査では今年も340語の食に関する表現について、言葉の持つシズル力を数値化。結果の一部を引用しながら、今、より多くの人の食欲をかきたてる「おいしいワード」を探ってみたい。

取材・文/大上ミカ

「食べたい」を刺激する要素は3つ

そもそも、食に関する表現にはどんなものがあるのか。同調査では、雑誌やCM、実際の飲食店のメニュー、商品のパッケージなどから幅広く言葉を収集し、単語や単純な文節に分解。次の3つのジャンルに分類している。

『味覚系表現』……「甘い」「しょっぱい」「コクがある」など100語
『食感系表現』……「ふわふわ」「とろける」「もっちり」など120語
『情報系表現』……「揚げたて」「産地直送」「旬」など120語

実際、飲食店のメニューなどを意識して見てみると、使用されている表現はおおよそ、この3つのジャンルのどれかに当てはまることが分かる。

例えば、こんなカキフライのメニューがあったとしよう。

Photo by iStock
 

「広島産の牡蠣を使用。サクサクとした衣と、ジューシーなうま味をお楽しみいただけます」

この文章を分解すると、「広島産の」は産地を表す情報系。「サクサク」「ジューシー」は食感系、「うま味」は味覚系と、見事に分けられる。

調査は全国の15歳から69歳までの男女1800人に実施。合計340語の表現を各ジャンルごとにランダムに提示し、「おいしい」「食べたい」と感じるか、感じないかを質問。その結果から各ワードのシズル力を測定し、ランキングしている。

さて、より多くの人の食欲を刺激する「おいしいワード」はなにか。さっそく結果を見てみよう。