日本カー・オブ・ザ・イヤー公式サイトより

トヨタ・ヤリスが爆売れ…激変の自動車業界で判明した「本当に強い企業」

今週の「AI株価予報」で読む

「ヤリスファミリー」でノミネートの理由

12月7日、日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考が発表され、「今年の1台」が決まる。驚きを持って受け入れられたのは、トヨタ「ヤリス」が、スポーツチューンされた「GRヤリス」、コンパクトSUV化された「ヤリスクロス」が、3台まとめて最優秀候補である「10ベストカー」にノミネートされたことだ。

自動車業界に詳しいジャーナリストは次のように語る。

「GRは無印とほぼ一緒のボディサイズにしても、SUVのクロスはそうではなく、まったく違う車と言っても過言ではありません。ですが、『カー・オブ・ザ・イヤー』大本命の車種です。

このような選考結果になった背景には、やはりヤリスファミリーの売り上げが絶好調なことも影響しているでしょう。11月の自動車総合販売ランキングでは、大人気のホンダN-BOXを抑え、1位に輝きました。12月に現行では初となるN-BOXの大規模マイナーチェンジが控えているため、『首位固め』を画策しているのだと思います」

「今年の1台」はどの車に?/日本カー・オブ・ザ・イヤー公式HPより
 

軽自動車を除いた11月の売り上げでは、ランキング1-7位までをトヨタ車が独占。やはり王者、という実績を見せている。

自動車業界にとって、2020年はコロナ関係なくとも「変革元年」になった年だ。政府や経済産業省が、2030年代にガソリン車の新車販売を廃止する方針であることを示しているのもその一因だ。

「世界では『脱ガソリン』の動きが急速に高まっていて、イギリスでもガソリン車の販売禁止を35年から30年へ5年前倒しにすることを発表しています。カナダやフランス、米カリフォルニア州でも同様の規制を表明しています。

ただ、日本ではガソリン車を完全禁止にするのではなく、電気とガソリンを併用したハイブリッド車は販売を認める方針で、『100%EV社会』が実現するのはまだまだ先の話になりそうです。この取り決めは、ハイブリッド車が主力であるトヨタのアピールによって進められたとみられています」(前出のジャーナリスト)

関連記事

Pick Up

編集部からのお知らせ!

おすすめの記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/